2025.11.26

ウィリアム・モリスの壁紙で
木の温もり感じるリフォーム
お客様との出会いは、マノワイベントへのご来場がきっかけでした。
各展示ブースに張られたウィリアムモリスの壁紙をご覧になり、
「自宅の壁紙をウィリアムモリスで張り替えたい」とご相談を頂きました。
家づくりやインテリアへのこだわりについて色々お伺いする中で、
「大好きなモリスの空間でワクワクする暮らしがしたい」
という素敵な想いをお持ちでした。
そこで、玄関を開けた瞬間に心がときめくようなデザインでありながら、
経年美化した木材や家具とも自然に調和するよう、
色味やトーンのバランスにも丁寧に配慮した
リフォームのご提案をさせて頂きました。
~2種類の壁紙で表現するウィリアムモリスの世界~
ウィリアム・モリスのデザインは、
自然界の要素である木々や草花、葉を繊細な曲線で表現し、
室内に自然の豊かさと上品な華やかさをもたらしてくれます。
今回、玄関から2階へと続く階段吹き抜けの開放的な空間と、
玄関ホールから続く1階の廊下とで異なるデザインの
アザミをモチーフにした《Thistle(シスル)》と、
ブドウ柄の《Vine(ヴァイン)》の2種類の壁紙を使用。
空間全体にリズムとメリハリをつけました。

時とともに表情を変える、やわらかなグリーンの空間
階段吹抜け部分には、グリーンを取り入れて印象的な空間に仕上げました。
グリーンは、心を穏やかに整え、空間全体をやさしく包み込む色。
まるで自然の中に身を置いているような、
落ち着きやぬくもりを感じられます。
特に自然光との相性が良く、
朝の柔らかな光が差し込むと淡いグリーンがやさしく輝き、
昼の明るい光の下では清々しい透明感をまとい、
夕暮れ時には陰影が深まり、壁紙の模様がしっとりと浮かび上がり、
一日の移ろいとともに異なる表情を見せてくれます。
木材の質感や家具の色合いとも自然に溶け合い、
静けさの中にも表情が息づく、穏やかで洗練された空間となりました。

木のぬくもりに寄り添う、ウィリアム・モリスの芸術性
玄関ホールの白を基調とした壁紙と吹抜け部分のグリーンの壁紙
が調和し、2種類の壁紙により上品で印象的な空間に仕上がりました。
ウィリアム・モリスのデザインは
華やかさの中にも控えめな上品さがあり、
その調和は四季の移ろいを感じながら暮らす日本人の感性にも自然と寄り添います。
植物をモチーフにしたパターンは、
「自然とともに生きる」という日本の美意識と深く響き合い、
風景の一部として感じさせてくれます。
木のぬくもりとモリスの芸術性が織りなすことで、
空間全体がひとつの風景として完成しました。

ウィリアム・モリスの壁紙で作り出す空間の魅力
1. 自然を感じるデザインが生み出す、癒しの空間
ウィリアム・モリスの壁紙は、植物や花、鳥などの自然モチーフが豊かに描かれ、
室内にいながらも四季の移ろいを感じられる心地よい空間を演出します。
柔らかな色調と有機的なパターンが、忙しい日常に穏やかなリズムをもたらし、
深呼吸したくなるような“癒しの空間”をつくり出します。
2. 木の質感と響き合う、上質な張り分けデザイン
木材や漆喰などの自然素材との相性が非常に良く、
素材の風合いを活かしながら空間全体の統一感を高めています。
今回の施工では、木部の色味や陰影に合わせて張り分け位置を計画的に設計。
華やかさの中に落ち着きが感じられる、上品で奥行きのある仕上がりとなりました。
3. 暮らしに寄り添う、特別な“上質感”
ウィリアム・モリスの壁紙は、装飾としての美しさだけでなく、
日々の暮らしを少し贅沢に、そして心豊かにしてくれる存在です。
ウィリアム・モリスに囲まれた、心豊かな暮らしへ
ウィリアム・モリスの壁紙は、美しさだけでなく、上品で華やかな雰囲気をもたらし、
日常の中に少しだけ贅沢な心地よさを添えてくれる特別なアイテムです。
自然素材との相性も良く、日本家屋にも違和感なく溶け込みます。
落ち着きと調和のあるインテリアを求める方に、ぜひおすすめしたい壁紙です。
今回の施工では、お客様のこだわりを丁寧に反映し、
張り分けによる美しい仕上がりを実現しました。
お客様の声
憧れだった“ウィリアム・モリスに囲まれた暮らし”にご満足いただき、
「これから少しずつモリスを取り入れて、日々を楽しみたい」とのお言葉も。
空間を彩るデザインと、暮らしの喜びがひとつになったリフォーム事例となりました。

