2022.10.24

河口湖畔「パン・ダニエル様」新店舗インテリアコーディネート

河口湖畔に佇む富士レークホテル様より、
フランス料理レストラン『プルミエ』シェフ、ダニエル・パケ氏が監修する
フランス伝統のパンの店「パンダニエル」様の新店舗の開設に際して
店内のインテリアコーディネートのご依頼をいただきました。

今回ご提案のときに見ていただいたインテリアパースです。　

プレゼンにあたり考えてみたことは、

３年くらい前からホテル館内でパンを販売されていて、いつも香ばしい香りの

パンを手渡してくれていたスタッフさんや、コロナ禍で車の移動販売もされていたときも

頬を赤くしたスタッフさんたちが”パンいかがでしょうか”といってくれた姿などよく覚えています。

そんなスタッフさんたちが舞う舞台の店内にされるのはいかがでしょうかという提案をしました。

スタッフさんのような印象のほっこりとする雰囲気の店内。

サクサクした風味豊かな味わいのパンがたくさん並ぶ中、
心も体もほっこり温まる、そんなぬくもりに出会える
パン屋さんをインテリアで表現していきたいと考えました。

完成したのがこちらです。

ベースカラーはホワイト。

壁や天井のクロスにとりいれることでより一層解放感を感じさせくれます。

メインカラーはグレーです。床材に取り入れました。

グレーのモルタル調の床材にすることで外壁との

つながりを持たせてみました。

こちらが外観から見た店内です。

外壁はシックなブラウンカラーです。

そしてアクセントカラーはブルーグリーン。

河口湖湖畔に佇むパン屋さんということで

リゾートを表現したいと思いアクセントカラーはブルーグリーンを

空間に添えることをご提案しました。

壁紙は湖の水面のような印象のクロスを貼ることで

湖水地方のリゾート感を演出。

陳列棚の家具や扉にブルーグリーンを取り入れ、

できるだけ塊としてブルーグリーンを

空間に添えるようにしました。

寒たく感じがちなブルー系は、室内や家具に使われている木材と
組み合わせることで、ほっこりとした温かみを醸し出します。

ブルー×木材に加え照明の色が加わることで
店内全体がより一層やわらかい雰囲気に仕上がりました。

制服のエプロンもインテリアカラーに
合わせて選んでくださいました。

カップやお皿もインテリアカラーに
との親和性があるものをチョイス。

外にもテーブル席があり、晴れた日は
風を感じながらいただくことができます。

完成してオーナー様からは

なんと言っても、内装のすばらしさが全体の雰囲気や品格を決定づけています。

お願いしてよかったと感謝しています。

とうれしいお言葉をいただけました。

河口湖の来られた際には是非

パン・ダニエルさまへお立ち寄りください。