2022.01.21
我が家への贈り物 BOTANICALGARDEN
壁で隔たれていたリビングとキッチンをリノベーションして広い空間にされたいという
ご要望のお客様よりインテリアコーディネートのご依頼をいただきました。
天井、壁、床の張替えやカーテンの付け替え、
そして家具や絨毯、アクセサリー類のトータルコーディネートです。
今回のアクセントカラーはお客様の大好きなブルーと紫を使って、
そっと中を覗くと色鮮やかなお花に囲まれた庭園、BOTANICAL GARDENと名付けました。
庭園のエントランスゲートをイメージしたトレリス柄の壁紙
ベースカラーはこれらを引き立たせる赤みを帯びたブラウンカラーを
組み合わせることに。
腰上の壁紙は庭園のエントランスゲートをイメージしたような薄いパープル色のトレリス柄で、
腰壁は一緒に過ごす猫ちゃんのことを考えてチェリー材の壁材で貼り換えていきました。
床材も赤みを帯びたフローリングで張り替えました。
設計施工は株式会社ヤマヨセンターさんでしたので豊富な材木の中から
コンセプトに合わせた床材や腰壁、建具などを選んでいきました。
風や香りを感じさせるようなファブリック
庭に続く大きな掃き出し窓には
ロンドン郊外にある世界最大級の植物園キューガーデンの植物を
モチーフにしたボタニカルアートがプリントされた生地でカーテンを取り付けました。
横長の腰窓にはパームハウスの外観をイメージしたような
生地でシェードを作成しました。
あたかも公園の中を散策しているような感じです。
これら二つの窓には緑が生い茂っているような水彩画のようなタッチのレースを組み合わせ
なんとなく風や香りを感じさせるような雰囲気に仕上げていきました。
また、椅子の張地やソファーの張地、カーテンを束ねるタッセルには
紫色をとりいれることで、空間につながりを持たせました。
定年退職されて、お客様が特に時間を注がれているのがボタニカルアート。
植物を観察して、形や色など特色を写実的に描かれていて、
どれもとても素敵です。
この絵から始まったインテリアストーリー。
これからも描いた絵をお部屋に飾っていただきたいと思います。
陰影が美しく輝くベネチアンガラスの照明
ダイニングスペースに赤茶色のテーブルとコンソールテーブルを組み合わせました。
この空間で使う木材もできるだけ同じようなものを選んでいきました。
ダイニングのシーリングとキッチンのペンダントライトは
壁紙ににたようなフォルムの
ベネチアンガラスの照明をとりいれることで
リズミカルな陰影を楽しめるように工夫しました。
アートフラワー
ボタニカルガーデンを仕上げるためのフィニッシングタッチとして
アートフラワーを飾ることに。
色々な時間をご家族のかたやお友達と楽しい時間を
過ごしていただきたいと思います。
お客様の声
自分では考えられない商材を選んで組み合わせてもらい、どれも統一感があって心地よいです。
またお花など飾るものまで 提案してもらい本当によかったと思っています。