2020.10.29
寒色と暖色のバランスが落ち着いた統一感のあるリビング
新築に際して、壁紙などクロスの打ち合わせから携わらせていただきました。
リビングは全体的に木材が使われ、壁にはアクセントとしてグレーのタイルが貼られていました。
それを引き立たせるためにブルーとグレーがミックスされた寒色系のカーテンやロールスクリーンを提案。
カーテンはざっくりとしたもの。
リビングはその後家具も提案してほしいということに。
寒色系と暖色系のバランスを取りつつ落ち着いたリビング Lining
ソファーは暖かみがありかつ曲線の柔らかなラインのソファーを提案。
お客様が大好きな赤色の張地。
真っ赤ではなく茶色味がかった落ち着いた赤を組み合わせました。
2人掛け、3人掛け、オットマンの3台を置くので赤色の占める割合も空間の中では多くなります。
そこで提案したのがカーテンに使われているブルーに似たインディゴのギャッベ。
デザインは生命の樹とよばれる木がデザインされたもの。
さらにクッションもそえて、寒色系と暖色系のバランスを取りつつ落ち着いたリビングに。
和室 Washitsu
LDKに隣接した和室の壁紙は同系色の和調のタイプの壁紙クロスで仕上げました。
窓にはプリーツスクリーンを、壁や造作材などの雰囲気にあわせ同系色の落ち着いた生地を選びました。
窓の開口幅を有効に使えるので優しい自然光がたっぷりと入ります。
水回り Wet area
洗面やお手洗いは淡いブルーのタイル調のクロスを貼りました。
白いタイルを引き立たせたいということで、控えめな色でありかつ・・・なものを選びました。
玄関ホール Entrance
鮮やかなグリーンの扉にあわせ提案したのがグリーンのギャッベ。
お客様をお出迎えする思いをギャッベで表現。
主寝室 Bed room
ぶどうをコンセプトにした寝室。
アクセントウォールにはぶどうの表面の蝋状のブルームをイメージしたクロスを、
それ以外はグレートーンのクロスを貼りました。
窓には巨峰のような落ち着いたパープルの生地とぶどうをイメージしたタッセルを組み合わせました。