2018.12.05
いちご色というコンセプト
新築のログハウスにカーテンを取リ付けご希望ということでヒアリングをさせていただきました。
公私ともに周りの方々を想い、愛情をこめて接しているお人柄からいちご色というコンセプトにしました。
いちごはたくさんの赤い実をつけることで、”しあわせな家庭”という意味やいちごの根を水につけ、それで目を冷やすと視力が回復すると信じられていたことから、「先見の明」 という花言葉が生まれたそうです。
そんな人柄を表現したインテリアというアプローチで施工へと至りました。
いちごをイメージした刺繍柄の生地
いちごをイメージした刺繍柄にはいちご色の無地の生地をプラスしました。
統一感のあるカーテンタッセル。
刺繍が美しい生地。
アクセントの赤いギャッベ
いちご色というコンセプトでカーテンにあわせ赤いギャッベを敷きました。
ギャッベの模様は羊です。羊は財産を意味します。
遊牧生活の衣食住すべてを支える貴重な財産であり、同時に家族のように大切な動物です。豊かな暮らしをもたらす羊への感謝の気持ちと、経済的に不自由のない生活を送ることへの願いを込めてギャッベに織り込まれています。
自然光がたっぷりと降り注ぐリビングには鮮やかな赤がとてもきれいに映えます。
ログ材に負けないようにいちご色をさらに引き出す工夫として、赤いギャッベを敷きました。
ギャッベの模様は羊です。羊は、家族のように大切な動物とされています。
玄関にもいちごの粒のような木のデザインのギャッベをしくことにしました。深みのある赤で奥行き感を感じます。壁に絵画もかけ、ここをおとずれる人を楽しませてくれます。
差し色にグリーンを利かせて
LDKのいちご色を引き立たせるためにソファーやアクセサリー類にはグリーンをプラスしました。
特にギャッベの近くに置くソファーなどは色を使う面積が広いので色を組み合わせることで表情豊かになります。
ログハウスを数多く手掛けていますが、白い壁と違って黄色味を帯びたログ材の中で色を引き出すということが非常に難しいと感じることが多いです。
色を重ねる手法としてギャッベをプラスすることはとても効果的です。
ダイニングテーブルからリビングを見ると癒しのグリーンのソファが。
ランチョンマットやお花にもグリーンをチョイス。
ベッドルーム
明るい日差しが入るベッドルームは優しい赤とグリーンのコントラスト。
ベッドルームのカーテンはいちごシャーベットをイメージしたフロントカットのファブリックスを組み合わせました。
季節ごとにオブジェを替えてインテリアを楽しんでいらっしゃいます