2018.10.03
素敵な玉手箱 押入れ改修工事
お客様から「押入れに入れている着物を整理したいのですが、どうしたらいいでしょう?」というご相談をいただきました。
そこで、マノワでは押入れの中段を壊して、着物を収納できるようなご提案をさせて頂きました。
既存の無地の襖や天袋はそのままとし、改修する押入れの引き戸は開き戸へ変えました。その際、開き戸の取っ手は既存の襖の引手と同じようなものを高さを揃えて取り付けることにしました。
Before
新たに作成した開き戸には、墨絵のような和紙を貼ることで額絵の様に見立てました。この押入れを開けると、素敵な着物がいっぱいです。
今回こだわったのは着物や小物、バッグなどの指定席をつくり、着付けの時も膝に負担がかからないように立ったままでも着付けがしやすいように専用のスライド棚を取り付けました。まるで、玉手箱の様な押入れに変身しました。
広縁の掃出し窓のレースも襖の和紙にあわせて墨絵のようなレースに付替えました。