木のモチーフのカーテンでつながるリフォーム空間

ご祖父様が建てられたお住まいを

お孫様が引継がれた住宅のリフォームに伴い

ダイニングのカーテンを提案してほしい

というご依頼を頂きました。

実際に現場を見させて頂くと、

何十年もかけて深みの増した木材が家全体にふんだんに使用されていました。

その経年美化した木材と新しい無垢材とが自然につながるカーテン

を提案しようと考えました。

ダイニングの掃き出し窓からは

代々大切に手入れをしてきたお庭の木々が広がっています。

その景色とカーテンのデザインとがひとつの風景となり

室内にいながらお庭の木々を感じられるような空間にしたい

というそんな想いから、

英国ブランドの輸入生地で

淡いベージュのベースに木のモチーフが全体に描かれた

デザインの生地を提案しました。

　こちらです。

まずは　

カーテンボックス内にレールを取付けていきました。

カーテンとレースを取り付けた様子がこちらです。

レースはざっくりした心地よい質感の生地を選びました。

さらに、

コットンやリネンなどの自然素材で作られた

タッセルを合わせることで、

玄関からの仕切りの無垢材の建具とも美しく調和しました。

白い壁やフローリング、建具の木材とも調和し

木のモチーフが主張しすぎず、柔らかな雰囲気で

包み込んでくれる素敵なダイニングに仕上がりました。　

親子３代で受け継がれていく住まいのリフォームを

カーテンという形でつなぐことが出来ました。

そんな印象深い施工現場となりました。

ダイニングルームの雰囲気に合っていてすごくいいです。

とお客様も喜んで頂きました。

この先もご家族皆様で

大切に受け継いでいって欲しいと思います。