2022.11.23
室礼 「冬至」ワークショップ開催しました
午前と午後のクラスに分かれてワークショップを開催しました。
講師には唐澤先生をお招きして教えていただきました。
唐澤先生とは10年くらいに前に都内で開催された
先生の室礼セミナーを受講して、とても感銘をうけ
いつか山梨のお客様にもやってほしいと思い6年くらい前から
先生には山梨にてワークショップをお願いしております。
唐澤先生のお話しでは、
毎年行う事=行事
ずっとして来たこと=しきたり
というそうです。
そんな話題から始まり、冬至の由来についてのお話しをして下さいました。
今回の冬至の室礼用の盛り物は、
獅子柚子・獅子唐辛子・小豆殻・小豆・コンニャク・鼠瓜・南瓜です。
自分の好きなように飾って下さい。と言われ、皆さん思い思い飾られていました。
来年の干支のうさぎを折り紙で折り、盛り物と一緒に飾りました。
毎年干支を変えるだけで、同じ盛り物でもよいそうです。
決まりはなく、身近で手に入るものを自分で物語を作って室らえる。
堅苦しく考えず、そんな楽しみ方で良いそうです。
旧暦では、10月から12月が冬。
11月はその真ん中の月。
「冬至冬中、冬始め」寒さはこれからが本番という意味があるそうです。
冬至は、寒さが一層増してくる時期で、体力維持のため、
小豆粥やカボチャを食べ、ゆず湯に入り、冬に備える習慣が根付いているそうです。
これから寒さが増してきます。
完成した盛り物は展示場に飾っております。
参加者のみなさんからも、
「とても有意義な時間をすごせました」
「このような身近なものでできるなんて
農協や道の駅へいったとき色々と探してみます!」など
楽しんでいただけました。
室礼とは、「一時を楽しむ」こと。
ほっこりとおうち時間を過ごしながら、
身近な物で気軽に室礼を楽しんでみてはいかがでしょうか。