2022.10.21
和室からヨーロピアンフロアにフルリフォーム
マンションのリフォームに際して、雄大な富士山と湖を楽しめるお部屋で
「音楽を楽しむ生活」という物語を導き出してカーテンや壁紙などコーディネートさせていただきました。
和室の畳を古木風のフロアタイルで張替え、押入れを撤去して
こげ茶のダマスク柄の壁紙で張り替えました。
こちらがその時完成した写真です。
今回はこの3人掛けのソファーと一人掛けの椅子を張替えてほしいというご要望でした。
まず最初に一人掛けのグリーンの椅子2脚を張り替えていくことになりました。
張地のご提案に際して色々なショールームをみて探していきました。
今回ご提案したのはJABというドイツのファブリックスブランドです。
細い糸で織りあげられた上質でクラシックな空間に似合う深みのある風合いとデザインの
張地で決まりました。
20年以上使い続けた椅子を剥がしてみると
中材が少し劣化していたので
今回は中材をしっかりと補充をして座り心地よくしたうえで
張り替えていきました。
完成したのがこちらです。
シルバーとブルーのつややかな生地。
椅子は円形模様が控えめな光沢を放つ
サテン地で張替え、重厚感のある空間になりました。
大柄なダマスク模様の位置についても
事前に打ち合わせを重ねていきました。
経年美化した木材と調和しています。
続いて3人掛けのソファーの張替えです。
こちらはビフォアーの画像です。
優雅な曲線のソファーで足元のあたりにはプリーツと
共生地でボタンを取り付けるなど贅沢な縫製仕上げに
なっていました。
今回もできるだけ同じような仕上げで
張り替えていきました。
こちらです。
シルバーベージュのダマスク模様の生地で張り替えて
いきました。
ソファーの生地のデザインは少し小さめな
模様のものを組み合わせました。
プリーツ仕様にして細部も仕上げていきました。
お客様もお持ちのクッションも添えて完成しました。
これからも音楽を聴きながら素敵な時間を
ご家族皆様で過ごしていただきたいと思います。